麻雀の打ち方②
今回は予告通り具体的な打ち方について述べてみたい。しかし緊急事態宣言がついに来ますか…。ま、それは置いといて。
まずいい配牌にいいツモなら麻雀強者も初心者も変わらないのは既に述べた。
では何が違うのかというと、字牌の扱い方。これに尽きる。中終盤以降の押し引きも、もちろんあるが、この辺はMリーグを見ても分かるように、それほど違いはない。もちろん上手下手はあるが、決定的に差がつくのは序盤の6巡だ。ここをどのように打つかで実力はすぐに分かってしまう。
なるべく字牌を温存し、安パイまたは重ねて役を作る。これがツイてない時の基本姿勢である。ツイてないというと語弊があるから通常時の打ち方と言ってもいい。したがって今回は上がれなそうと見れば、中盤以降安パイだらけということもままある。Mリーグの連中にそのような打ち方はあまり見られない。9割以上は手なりと言っていいだろう。
更に連中と違うのは仕掛けだ。
役もなんも見えないところからオタ風ポン、役牌重ねたりチャンタにしたり、とにかくこういう仕掛けをできないようでは麻雀強者とは言えない。
Mリーグの連中にこうした打ち方は皆無だ。まぁカメラが回ってるとできなくなるのかもしれんが(笑)
こうした攻防のメリハリ、打ちまわしを突き詰めていくとアガリ率30%振込率10%のレベルまで行くわけだ。
ただ万能に見えるこの打ち方にもデメリットがある。
この打ち方は運に極力頼らない打ち方だ。成績は安定するし負けにくい。
反面、爆発するようなトップを取ることは少ない。
大会のような一発勝負には弱いわけだ。