気づけば

 年が明けてから10日以上も経つ。

今年は初詣も親戚挨拶もせず、おせちは食べず、餅を

少々口にしたぐらい。

例年になく、よく言えば静かな、悪く言えば怠惰な、

正月を過ごしたわけだ。

 さて、またぞろコロナである。第六波とな。

しかしこの第六波を、正しく恐れなくてはなるまい。

デルタほど重症化は、ほぼしないらしいが、ともかく

感染力が半端ない。重症化率は低くとも、なんらかの

後遺症が残る場合もあると考えると、感染者が増えれ

ば、分母が増えれば、というところだろう。

この先、第七波、第八派があるかは定かではないが、

更に徐々に弱毒化して、普通の風邪化していくのが、

自然の摂理である。そもそも今の普通の風邪だって

かつては強毒だったものが、徐々に人類に馴染み

弱毒化してきたわけだ。

そう考えると、あと1.2年ぐらい、この騒動は途切れ

途切れでありつつも継続していくだろう。